【馬刺しの達人コラム】馬刺しの歴史について知ろう!
食通に人気の馬肉、馬刺しですが、馬刺しはいつから食されるようになったのでしょうか?知られざる馬刺しの歴史、そして、馬刺しと熊本の関係とは?についてお話しします!

平素より当店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
当店で販売しておりますポーランド産とアルゼンチン産の馬刺しにつきまして、製造・加工業者が、別の小売店に卸した商品の中から大腸菌が検出された事例が発覚しました。
つきましては、品質と安全の確保を行うため、現在一部商品の販売を停止しております。
皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。
なお、お調べしたところ当店でこれまで販売・発送しておりました商品の中で、行政処分を受けた対象商品は含まれておりませんのでご安心くださいませ。
当面はカナダ産国内肥育や純国産を販売しております【姉妹店】馬刺しの極みにてお買い求めいただけますと幸いです。
この機会にぜひご賞味くださいませ。
今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。
馬は、牛や豚といった家畜と比べると体温が高く、雑菌が増殖しにくいので、元からO157等の雑菌を保有していません。
馬肉はほかのお肉に比べてもアレルギー性が非常に低いお肉です。
馬肉の加工場では、厚生労働省で定めた「生食用食肉の衛生基準」をガイドラインとし、衛生管理が徹底されています。
もちろん当店で販売している馬刺しもガイドラインに準拠し、高い衛生基準をクリアしているものだけ。僅かながらに寄生虫による食中毒の危険もありますが、マイナス20℃で48時間以上冷凍すれば、寄生虫は死滅することがわかっています。
当店の馬刺しは基準以上の52時間冷凍してから販売しておりますので、安心してお召し上がりください。
食通に人気の馬肉、馬刺しですが、馬刺しはいつから食されるようになったのでしょうか?知られざる馬刺しの歴史、そして、馬刺しと熊本の関係とは?についてお話しします!
もともと日本に馬は存在せず、弥生時代末期ごろに大陸から連れてこられたのではないかと考えられています。早く走る能力や持久力が着目され、移動の手段や農耕などに利用されるようになりました。
675年に天武天皇によって牛・馬・ニホンザル・ニワトリ・犬を食べることを禁ずる「肉食禁止令」が出されました。当時は食糧事情も悪く、動物の肉は貴重なタンパク源です。この令により、2000年以上前には、すでに馬の肉を食していたことが分かります。
庶民が馬肉を食べ始めたのは江戸時代ごろからといわれています。食料としてだけでなく、滋養と強壮によい「薬膳料理」として扱われていました。また民間療法として湿布のように火傷に貼ると、患部を冷やす役割も果たします。
全国的に見ると馬肉は、牛・豚・鶏のように一般的な食材ではなく、局地的に人気が集中しており、とくに馬刺しは熊本の名産品として有名です。
熊本で馬肉が食べられるようになったのは、今から400年前の朝鮮遠征が契機といわれています。
現地で食糧難に陥った肥後熊本初代藩主「加藤清正」とその一行は、空腹に耐えきれず軍馬を食料にしたといいます。やむを得ず口にした馬肉の味は、意外なほど美味でした。そのため帰国後も馬の肉を食すことを続け、それが県下に広がって行ったといわれています。
平成27年度の農林水産省の調査では、馬肉の生産量は熊本県(2,316トン)が一位。生産量だけではなく消費量も全国一位。名実ともに、「馬刺しといえば熊本」ですね。
熊本に次いで馬肉の生産量が多いのが福島県です。
福島県の会津地方では馬刺しがよく食べられています。江戸時代ごろより、新しい食材として馬肉が注目され、幕末の戊辰戦争で負傷した兵士に栄養をつけるために、肉を食べさせたのが起源といわれています。サシが入った熊本の馬刺しと異なり、赤身が主流でカラシ味噌をつけて食べるのが福島馬刺しの特徴です。
この独特な食べ方には都市伝説があるのです。昭和30年代に、当時の人気レスラー「力道山」が会津に興行に来た時に、精肉店に吊るしてあった馬肉に持参のカラシ味噌をつけて食べたのが始まりといわれています。力道山が入ったという精肉店「肉の庄治郎」が公式に発表しているのですから、事実なのでしょう。ちなみに同じ福島県でも、会津地方以外はあまり馬刺しを食べないようです。
このように少し前までは、熊本や福島など、局地的に食べられていた馬刺し。まだまだ、牛肉や豚肉のように、全国どこでもスーパーなどで手に入るわけではありませんが、当店を始めお取り寄せによっていつでも本場の味を食べたいときに食べることができるようになりました。
初めての方は、まずはお試しセットから。新鮮なさばきたて馬刺しの味を、ぜひお楽しみくださいね!
平素より当店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
当店で販売しておりますポーランド産とアルゼンチン産の馬刺しにつきまして、製造・加工業者が、別の小売店に卸した商品の中から大腸菌が検出された事例が発覚しました。
つきましては、品質と安全の確保を行うため、現在販売を停止しております。
皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。
なお、お調べしたところ当店でこれまで販売・発送しておりました商品の中で、行政処分を受けた対象商品は含まれておりませんのでご安心くださいませ。
当面はカナダ産国内肥育や純国産を販売しております【姉妹店】馬刺しの極みにてお買い求めいただけますと幸いです。
この機会にぜひご賞味くださいませ。
今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。